道路が舗装整備され、オート三輪を経て四輪自動車が一般的な乗り物として普及すると、日本におけるバイク市場は頭打ちとなり、カブのようなビジネスバイクを除いて趣味の乗り物となり、バイクの販売数は頭打ちになった。1980年代後半からは好景気(バブル景気)も重なり、90年代前半にかけて日本にバイクブームが訪れた。しかしこの80年代バイクブームにより、暴走族が全国各地で増え、危険走行や爆音、交通事故が社会問題となった。それによって三ない運動に代表されるような「バイク=危険な乗り物・暴走族」という反バイク感情が高まり、バブル景気が過ぎた後はより実用性を求める社会に移ったこともあって急速にバイクブームも終息に向かっていく。その後、90年代になると東南アジアを中心とする発展途上国の市場が拡大し、バイクメーカーの活路は日本よりも世界を対象としたマーケットにシフトしていく。

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